アメリカン・バレエ・シアター くるみ割り人形 ブルックリンで初上演

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ニューヨークに拠点を置くアメリカン・バレエ・シアター(ABT)がこの冬ブルックリン「くるみ割り人形」を初演する。クリスマスの時期に世界中の子供たちから愛されてきたチャイコフスキー作曲のバレエ「くるみ割り人形」。ニューヨーク市では、ニューヨーク・シティ・・バレエが1954年以来、ジョージ・バランシンによる振り付けを踏襲して上演し続け、子供たちのお楽しみ行事としているが、ABTによる上演は初めて。ABTとしても新作となる。100人以上がステージで踊る振り付けは、ABT所属アーティストのアレクセイ・ラトマンスキー。ミュージカル「ライオン・キング」の装置デザインでトニー賞を受賞したリチャード・ハドソンが装置と衣装を担当する。
クリスマス・イブのマチネを含む3回は、ABTのソリスト、加治屋百合子が主役クララを演じる。

会場はブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージックのハワード・ギルマン・オペラ・ハウス。12月22日(水)から2011年1月2日(日)までの間に16公演。入場料や出演者は日時によって異なるが、15ドルから135ドル。チケット購入はBAMボックスオフィス(ブルックリン、ラファイエット街30番地)。または電話718-636-4100、ウェブサイトhttp://www.abt.org