3/8(日) TOGETHER FOR 3.11追悼式典
第4回TOGETHER FOR 3.11 追悼式典
2011年3月11日を覚えていますか、あの日の衝撃と、日本を襲った悲しみを。すでに4年の年月が流れ、東北の街には賑わいが戻っています。その一方いまだに8万人以上の方が仮設住宅に暮らし、沿岸部では土を盛り上げる嵩上げ作業が進んでいるものの、なにもない荒涼とした景色が続いています。被災地では「復興は始まったばかり」「復興はやっと第一歩目」という声が多く聴かれました。東北被災地の今を伝えるビデオを見ながら、あの日に思いをはせ、心をこめて祈りましょう。そしてまた今回の式典では、日本から音楽家の秦万里子さんがコーラス隊と来米して「Herose 2011, Japan」 を学校します。「NYは忘れていないよ、これからも応援していきます」そのメッセージを復興地に送りましょう。
ー心を寄せるー その想いをひとつにTOGETHER!
日時:2015年3月8日(日曜日)*Daylight Saving Time stars on Junday, March 8th
開場:4:00PM
追悼式典:4:45PM – 6:00PM
閉場:7:00PM
場所:First Church of Christ, Scientist
10 West 68th Street at Central Park West, New York, NY10023
最寄りの地下鉄:1@66 St(Lincoln Center) B, C@72 St
参加費:FREE(任意寄付)
収益の100%が在ニューヨークに翻刻総領事館 Japan Earthquake Relief Fund、ジャパン・ソサエティーなどを通して東日本大震災の支援へ送られます。
ニューヨーク総領事館の震災基金への小切手の書き方:
宛先は Consulate General of Japan とし、メモ欄に Japan Earthquake Relief Fund と記載をお願いいたします。
ジャパン・ソサエティーの震災基金への小切手の書き方:
宛先は Japan Society とし、メモ欄に Japan Earthquake Relied Fund と記載をお願いいたします。
追悼式典詳細:https://www.facebook.com/events/618499991611164/
お問い合わせ: togetherfor311@gmail.com
Facebook: http://www.facebook.com/TOGETHERFOR311
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追悼式典プログラム:
4:00pm 教会開場
4:45pm 開会
開会のご挨拶: TOGETHER FOR 3.11主催代表 AK Akemi Kakihara
キャンドルサービス
在ニューヨーク日本国総領事・大使:髙橋礼一郎(スピーチ)
黙祷
岩手県盛岡市 Rocare Ascia オーナーシェフ 駒場利行(ビデオ出演)
NY岩手県人会:松田耕一
秦 万里子&シンガーズ (演奏)
宮城県石巻市公益社団法人 sweet treat 311 代表理事:立花貴(ビデオ出演)
宮城県塩釜市 主婦:高橋匡美
福島県相馬市みなと保育園(ビデオ出演)
ふるさと合唱、稲田美織の写真による映像と共に
ジャパン・ソサエティー理事長:櫻井本篤 ご挨拶
6:00pm 閉会
7:00pm 閉場
教会の閉場までご自由にお時間を教会内でお過ごしください。入り口付近でチャリティグッズの販売も行われています。
追悼式典代表紹介文 (出演順)
在ニューヨーク日本国総領事・大使:髙橋礼一郎(スピーチ)
1980年外務省入省。以後、OECD日本政府代表部、外務省経済局、外務省アジア局南東アジア第一課、同 首席事務官、外務省経済協力局技術協力課首席事務官、在フィリピン日本国大使館一等書記官、在アメリカ合衆国日本国大使館参事官、外務省アジア局南東アジア第一課長、外務省大臣官房報道課長、日本国大使館参事官、同 公使、外務省大臣官房総務課長、外務省大臣官房参事官(兼経済協力局、国際社会協力部)、在大韓民国日本国大使館公使、アフガニスタン国駐箚特命全権大使、内閣府国際平和協力本部事務局長を歴任。2015年1月より現職。
www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/html/index.html
岩手県盛岡市 Rocare Ascia オーナーシェフ:駒場利行(ビデオ出演)
岩手県盛岡市出身。岩手県山田町にてイタリアンレストラン”Rocare Ascia”を経営。東日本大震災では、山田で被災して3日後にリニューアルオープンする予定の新店内におり、津波によって妻と共に流される。妻はこの時に亡くなる。運よく海面に出れたため流されるが、2階の屋根にのり、九死に一生を得る。その後、火事になった町内でたくさんの人たちに運ばれ、幸運なことに救急車に乗れ、宮古病院のICUにて命が助かる。この時、肋骨6本の骨折と右手首の裂傷、右手親指の切断寸前の裂傷を負う。たくさんの同業の料理人たちの励ましと、炊き出しの姿により自分のするべき”食”の大切さに気づく。日本中の料理人によるボランティア団体「ソウル・オブ東北」の被災地での活動に参加し、”食”による活動をする。盛岡市にて”Rocare Ascia”の再開をする。現在、「10年後・20年後の未来を創る子供たちに食の大切さ、食の元である生産者の大切さを伝えたい」の考えのもとに県の教育委員会の後援を受け、被災地の小・中学校にて料理教室のボランティアを行う。それにともない、生産者と消費者がつながれる場所を作るために新店舗を計画中。地元に根ざした復興の為に、そして生きていくために必要な”食”を伝えるために活動している。
NY岩手県人会:松田耕一(スピーチ)
岩手県陸前高田市出身。2002年4月岩手県庁入庁。2009年4月から2013年3月まで総務部人事課に勤務。3.11東日本大震災直後は、東日本大震災岩手県災害対策本部に勤務し、24時間体制の敷かれた最前線で、災害の甚大な被害を目の当たりにするとともに、復旧及び復興に向けて奔走する。世界中からたくさんの励まし及び支援を受けた被災地岩手からの感謝の気持ちと、復興の現状などの情報を世界に向けて発信すべく、2013年4月より一般財団法人自治体国際化協会(クレア)へ派遣(東京本部勤務)。2014年4月より同協会ニューヨーク事務所勤務。
秦 万里子&シンガーズ (演奏)
作曲家。小学校の音楽教師の影響を受け、女性作曲家を志す。国立音楽大学卒業後、ピアノ教師として活動。その後、バークリー音楽院に留学。帰国後、身近な題材で自らピアノを弾きながら歌うようになる。2008年より独自の練習方法でコーラスを指導、一緒に舞台に立つというコンサートを各地で開催。2010年4月より2年間 NHK歌うコンシェルジェでホステス役を努める。震災後海外からの支援への感謝を込めた楽曲Heros2011Japanを作曲。作曲活動の傍らライブコンサート、学校、各種施設訪問など全国広く活動中。現在はテレビ朝日 ワイドスクランブルの水曜コメンテーターを始めラジオなどでも活躍中。この春には社団法人 Music for Heartsを設立。
http://hatamariko.net/
http://rrampappa.com/
宮城県石巻市 sweet treat 311 代表理事:立花 貴(ビデオ出演)
立花貴は東日本大震災直後、20年間働いた東京から地元宮城県に戻り、コミュニティー消費型漁業などの産業創出やこどもたちの教育支援など様々な支援団体を立上げ活動している。代表理事をしている公益社団法人 sweet treat 311では被災地のこどもたちにアフタースクールや農林漁業体験・IT教室などを実施し、のべ4,000人以上のこどもたちが参加している。レストランや宿泊施設、体験工房などを併設した体験複合施設MORIUMIUS(モリウミアス)~森と海と明日へ~ を宮城県石巻市雄勝町にて2015年夏開設予定。農林漁業などリアルな一次産業体験や自然体験を通じて、持続可能な社会を作る人材を育成する学びのフィールドとして日本だけでなく世界中からこどもが集まる場となる。
http://www.moriumius.jp
宮城県塩釜市 主婦:高橋匡美(日本語スピーチ、通訳)
宮城県石巻市出身。生まれ故郷である石巻市南浜町一帯と、実家、そこで暮らしていた両親を東日本大震災で亡くす。震災から3日後にやっとたどりついた故郷の変わり果てた姿と、無惨な状態で自ら発見した両親のエピソードをスピーチにし、2014年に行われた、NPO法人JENとジャパンソサエティー主催による、東日本大震災風化防止プロジェクト、「メモリースピーチコンテスト」全国大会で銀賞を受賞。「あなたの故郷はどこですか?そこにあるのは懐かしい匂いのする家、思い出の詰まった品々、大切な人の笑顔、いつも通りの町並み。それらが、ある日突然めちゃくちゃに壊されて奪い去られてしまう!……それが、災害なのです。生きる意味さえ見いだせず、苦しみもがき彷徨っていた私でしたが、震災から4年目を迎えようとしている今、うつ病と闘いながら何を感じているのかを伝えたくて、一歩、歩きはじめます。」
通訳:千葉颯丸(高橋匡美さんご子息)国際基督教大学3年生。現在、イギリスのThe University of Sheffieldに留学中。
福島県相馬市:みなと保育園(ビデオ出演)
福島県相馬市の県立公園松川浦を一望できる自然豊かな所にある保育園で、0歳から5歳まで192名が在籍。3月11日の東日本大震災では、園の前まで大津波が押し寄せ、家や大型船が流されていく怖ろしい光景を、園の屋根に避難した園児達が目の当たりに体験。「原発の放射能問題により、大好きな外遊びもできない毎日でしたが、遠くNYや日本全国から沢山の温かい支援を頂き、以前の様に園内には元気な子供達の声が響くようになりました」(和田園長)
http://9199.jp/phone_page/00730139/
ジャパン・ソサエティー理事長 櫻井本篤(スピーチ)
ジャパン・ソサエティー理事長。1968年東京大学法学部卒業。同年三菱商事(株)入社。76年INSEAD(フランスにて)MBAを取得し、78年に世界銀行(ワシントンDC)へ出向。84年より米国三菱商事会社(ニューヨーク)勤務。翌年米国三菱商事会社ワシントン事務所へ移動し、90年より同所長を務める。96年に日本へ帰国。三菱商事本社で取締役、業務部長を経たのち2000年に米国三菱商事会社へEVPとして転勤、03年より同社社長を務める。06年3月より在ニューヨーク日本国総領事館総領事(大使)。09年4月より現職。
www.japansociety.org/