中止のお知らせ:2020年3月8日(日)第9回TOGETHER FOR 3.11 東日本大震災 追悼式典
全世界でコロナウイルスが深刻化する中、みなさまがお元気でお過ごしであることを心よりお祈りしています、、、。
3月8日の追悼式を1週間前に控え、大変申し訳ないご報告をしなければならなくなりました、、、。コロナウイルスの感染拡大という非常事態に直面し、緊急主催メンバーミーティングを開き、今週末3月8日に予定をしていた追悼式の中止を正式決定いたしました。このような事態になり、私達主催者も無念の思い、断腸の思いです、、、。
コロナウイルスが他国だけでなく米国でも死者が出るなど日々深刻化する中、ニューヨークでも感染者が出ました。いつ収束するか見えない状況の中、3月8日という今週末の追悼式であるということを最大考慮し、主催としてこの非常事態に向き合い、誠意を持って対応するべく、なにを優先するべきか主催のフェローシップジャパン13名で真摯に話し合いました。
結果、特に日本人を中心に400名もの大変多くの方が会場に集まるということもあり、すべての方々の安全と健康を何よりも最優先すべきということで全員一致いたしました。9年続けてきた追悼式、、、なんとか開催しようと最善を尽くし、打開策と代替案を何度も検討をした末の無念の決断です。どうかご理解いただけましたら幸いです。そして、3月8日の追悼式当日は、会場では集まれずとも、同じ空の下、どこにいても心を寄せて、祈りと支援を被災地に今年も一緒に届けていただけましたら、、、。
出演者のみなさま、後援、賛同、スポンサーのみなさま、60名にも及ぶボランティアのみなさま、技術者のみなさま、100団体以上のみなさまのご協力をいただいていることで、これまで準備を進めてこれました。このような形で断念することはあまりにも無念であり謝罪の言葉が見つからないほどですが、中止に関してもみなさまのあたたかいご理解を得られたこと、この場を借りて、ご支援ご協力いただいたみなさまに厚くお礼申し上げます。
今年の出演者のみなさま、日本を代表されスピーチ予定だった在ニューヨーク日本国総領事 山野内勘二大使。福島からNYまでわざわざ来てくださり福島の現状をスピーチしてくださる予定だったあきば たまみさま。岩手釜石の地域のために活動され続けビデオメッセージを送ってくださった宝来館女将の岩崎昭子さま。宮城県石巻市で6歳の娘さんを震災の悲劇で失くされながらも貴重なメッセージを届けてくださった佐藤美香さま。今年もこの追悼式のために一生懸命歌の練習を重ねてこられた風の環少年少女合唱団のみなさま。そして毎年子供達の元気な笑顔と歌とメッセージを届けてくださっているみなと保育園のみなさま。このような形で中止となったにも関わらず、あたたかい理解とご了承をいただき、貴重なお時間をいただき、時間をかけて準備をしてくださったこと、最大のサポートをしていただけたことに、改めて心より感謝申し上げます。
この追悼式に毎年来場くださっているみなさま、今年来場しようとしてくださっていたみなさま、本当に大変申し訳ありません、、、。3月8日に追悼式を会場で開催することは叶いませんが、これまで同様、3.11で犠牲になられた方、被災された方へ一緒に想いを寄せて頂けましたら幸いです。出演者の方々のビデオメッセージは全て英語字幕も入れ編集は終了しております。そこで、Together for 3.11のオフィシャルFacebook:https://www.facebook.com/TOGETHERFOR311/ で、出演者のみなさまの了承をいただき、ビデオ配信でメッセージをお届けできるよう準備をしております。同時に、来年3月7日に予定している10周年の追悼式で、改めて出演していただく予定で進めています。みなさまの限りないご理解とご支援に心から感謝いたします。
東北のみなさま、日本のみなさま、追悼式を会場で開催できずとも、私たちの祈りと支援の気持ちに変わりはありません。どこにいても心を寄せています。追悼式開催予定日であった3月8日には、何らかの形で主催の私たちからのメッセージを含め、できる限りのメッセージをお届けしようと思っています。どれだけの距離があっても、どこにいても、心を寄せることできる、そして心は繋がると信じています。私たちの想いが、日本を支援してくださっているニューヨークのみなさまの祈りと想いが、尊い命を失われた方々、今も困難な状況の方々、東北のみなさまと、日本のみなさまに届きますように、、、。今年も空を超え、心が寄り添うことを願い、、、。
最後に、私の大切な仲間、この追悼式の主催フェローシップフォージャパンの主催メンバー13名のみなさま、この辛い決断を乗り越えられるのも、みなさんと一緒にこれまで9年、完全ボランティアとして、どんな時も、どんなことも真摯に向き合い、分かち合い、絆を作ってきたからだと。追悼式は私たちのために開催するのではなく、常に、”どこにいても、心を寄せて、3.11で犠牲になられた方々へ祈りと支援を届けること”を私たちの主旨として支え合ってきたからだと思っています。こんな素晴らしいメンバーに出逢えたこと、誠意を持って一緒にどんなことも乗り越えてきたこと、初心にいつも戻り、気づきを与えてくださるみなさまに、心より感謝申し上げます。
この追悼式を支えてくださっている全ての方々へ感謝をこめて、、、。
みなさまの健康と安全を心より祈り、1日も早くコロナウイルスによる被害が全世界で収束することを祈っています。
AK Akemi Kakihara
TOGETHER FOR 311 主催代表
Fellowship for Japan
Facebook: https://www.facebook.com/TOGETHERFOR311/